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総合印刷機械メーカーとして常に時代のニーズにお応え

株式会社源祐は、印刷機械の製造および販売を手がけてきたメーカーです。印刷機械といってもいわゆる紙に印刷をする一般的なものではなく、医薬品やラミネートチューブ、磁気テープといった特殊な分野の印刷機械を設計から組み立て、販売、そしてアフターメンテナンスまで一貫体制でご提供しており、多くのお客さまのもとで源祐の製品が活躍しています。
昨今の印刷物には、後加工といって印刷されたものに糊づけをしたりICチップを埋め込んだりといった加工を施すものが多く見られます。源祐ではこうした後加工の業務効率アップを目指して印刷と同時に糊づけができる機能を付加するなど、常にお客さまのニーズにおこたえする形で、周辺機器から省力化設備、オリジナルの製品まで様々な製品をブラッシュアップしてきました。
今後も、源祐は、コンサル業務も請け負う総合印刷機械メーカーとして、ニーズにお応えするために、あらゆる製品を世に生み出していきたいと考えております。

ニーズの数だけ、源祐の製品があります

源祐の製品が活躍している現場は、とても多岐にわたります。例えば、既存のシールやラベルのコスト削減やごみ減量のために台紙を使わないシールを開発・実用化しています。実はシールはシールそのものよりも台紙のほうがコストが高く、これをいかに少なくできるかがコストパフォーマンスに大きく関わります。これもお客さまのコストや廃棄物に関する課題を解決したことで生まれた、源祐の主力製品のひとつです。
また医薬品の分野では、経皮浸透薬剤といって皮膚に貼るタイプのお薬がありますが、この薬剤の製造にも源祐の製品が用いられています。医薬品の製造環境では厳格な衛生管理や静電気を防止する性能が求められますが、こうした要求の高い現場だからこそ源祐の技術が生かされています。
そのほかにもラミネートチューブ(歯磨きチューブ、絵の具、ホテルのアメニティなど)への印刷、磁気テープ転写(銀行通帳など)、磁気インク印刷(高速道路のチケットなど)といった社会の重要な各分野で源祐の製品が用いられています。

企業は船、時代は海、情報は風、経営は帆

私たち源祐は、1973年に凸版輪転印刷機の開発からスタートしました。一般的な印刷機械ではなく、リボンの印刷という特殊な分野に活路を見いだし、オンリーワンのメーカーでありつづけるために実績と技術的研鑽を重ねてきました。
創業者が海を愛し、そこから多くのことを学んだ経験から、「企業は船、時代は海、情報は風、経営は帆」というように企業にとって重要な4つの要素を航海になぞらえ、大切にしてきました。お客さまのお困りごとや課題に対して真摯に向き合い、情報という風を受けながら正しい方向に帆を張ることで源祐という船はこれまでの航海で多くの実績を残してくることができたと自負しております。
もちろん源祐には、次の時代を見据えた「次の一手」があります。そのひとつがICチップの印刷やICの埋め込みによるICタグ製品です。ICタグをスキャンするだけで商品の決済が可能になる技術で、すでに大手アパレルチェーンでも導入されています。これは一例にすぎませんが、これからも源祐は時代のニーズにお応えすることでよりよい社会の実現に貢献いたします。